初夏の気配

朝はちょうどよい気温ですが、日中は気温が上昇し

少し蒸し暑くなってきましたね。

この季節に郊外を運転していると、道路脇の法面に

黄色い草花が目につきませんか？

背丈は50㎝前後でコスモスのように群生しているとこ

ろも見かけます。

この草花は”オオキンケイギク”とよばれるキク科の植物で

北アメリカ原産の宿根草です。

日本では、鑑賞用にドライフラワーや法面緑化用の植物として使用

していましたが、繁殖力が旺盛で野外に定着してしまいました。

しかし、カワラナデシコなど在来種に悪影響を与える恐れが指摘され

特定外来生物に指定され防除（駆除）の対象になっています。

今年度は弊社が国道２号線の西条管内で緑地管理業務を担当

することになり、現在生育箇所の確認をしています。

６月から防除作業（伐根除草）を始める予定です。

調査の移動中にラジオをつけているとラジオカーの

取材で平和大通りの鶴見橋の近くでタチアオイの花が

もう咲き始めているとの情報が聞こえてきました。

西条からの帰り道にちょっと立ち寄ってみました。

タチアオイは梅雨に入るころから先始め、梅雨明けとともに

花が終わることから”ツユアオイ”とも呼ばれる初夏の花です。

アジサイとともにこの時期の貴重な花ですね。

花は下方から上部に向けて咲いて行きます。

品種や花色も多彩で、梅雨の季節にさわやかな

立ち姿が印象的です。

気象庁の長期予報では、今年は気温も高く雨も

多い傾向があるそうです。

沖縄は梅雨入りしてすぐに100ｍｍの大雨で道路が

冠水していましたが、われわれも大雨に備えて準備が

必要ですね。”備えあれば患いなし”でいきたいですね。

本日はこの辺で！


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