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白い壁を覆う『緑のカーテン』

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こんにちは♪♪

 

大型台風が通り過ぎ、少しだけ過ごしやすくなってきた様な気がしますね。

 

 

 

今日は、「緑のカーテン」をご紹介させて頂きます。

 

一般的には、「緑のカーテン」と言えば、春先に朝顔ゴーヤを植えて、 設置したネットに登らせて暑い夏の日射しを和らげる為に行う壁面緑化の手法です。

 

朝顔ゴーヤは、成長も早く数カ月で2~3mの「緑のカーテン」を作ることが出来ますが秋には枯れたり、落葉してしまいます。

 

 

一年中、緑の葉に覆われた「緑のカーテン」を作るためには、常緑で冬の寒さに強い植物を植栽します。

 

karten

この「緑のカーテン」は西区商工センターの I社様が2年前の建物新築時に設置した花用のプランターに常緑の「テイカカズラ」を植え、施主様が大事に育てて育てて来られたものです。

 

 

しかし建物を囲んで北・東・南面ある中で、南面だけが極端に育ちが悪いということで、ご相談を承りました。

現地を調査すると、南面は朝から夕まで直射日光が当たり、舗装面もかなりの高温になる環境でした。

 

プランターの用土量も少なく、夏場には散水しても追いつかない状況で、夏場に根系がダメージを受け樹勢が衰えてしまったと推測されました。

 

planter

小さな花用プランターを、大型の貯水機能付きプランターに替えました。舗装面との接触も少ないので、用土の高温化もある程度防げるはずです。

driptube

簡易式の自動潅水コントローラーを設置し、点滴タイプの潅水用チューブを各プランターに敷設することにより、生育に適した水分量を確保。

 

上記のような資材を使い、「緑のカーテン」の再生に取り組みました。

 

見た目にも一年を通して緑の景観を楽しめるように、斑入ヤブランテイカカズラとの間に植え足して緑の充実を図りました。

 

 

 

①sekoumae

2月 (再生前)

この写真に写っているように一部は枯れてしまい、他も成長が芳しくない状態でした。

②3.18

3月 (施工直後)

ポット苗のテイカカズラのツルは長い物でも30~40cmでした。

③4.17

4月 (施工後1カ月)

テイカカズラには大きな変化なし。
斑入ヤブランは新芽がドンドン伸びてきたので、古葉を刈取りました。

④5.17

5月 (施工後3カ月)

テイカカズラの芽数が増え、元のツルも伸び始めてきたようです。

⑤7.13

7月 (施工後5カ月)

梅雨頃になると、一気にツルが伸び始めました。

⑥9.9

9月 (施工後6カ月)

猛暑を乗り切って、テイカカズラのツルが長いものは3mくらい伸びました。

 

 

まだ再生への作業を行って半年ほどですが、着実に成果が出てきていると思います。

 

 

  これからも来年・再来年へと向け、見守って行きたいと思います。

 

 

 

 

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       広田造園まで!     (^o^)//^^^^^