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12月の庭

こんばんは。広田造園の佐伯です。

日向が恋しい季節になりました。

わざわざ日向を探している私です(^_^;)

公園の管理作業が無事先月で終了しました。

最後の作業は『松の剪定』です。

公園にこんなに高い松があるのかと驚きました!!

昔は家の庭には松がありましたよね?玄関前の門に植栽されている家見かけませんか?

広田造園も造園屋らしい仕事を

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松の剪定は、春(4~5月)と秋(11~12月)に行うととても綺麗な松になります。

春と秋の剪定は異なる方法で行います。

①春の剪定は「みどり摘み」や「芽摘み」

作業内容:生えてきた新芽を摘む

目的:その後の樹形をきれいに整える

枝から数個の芽がでてくるので、大きい芽を摘んで、小さい芽は残すようする。

なぜなら、大きい芽は成長しやすく、そのままにしておくと枝の樹形が崩れてしまうからです。



②秋の剪定は「もみあげ剪定」

作業内容:古い葉を手でしごき取ったり、ついでに枝を切り落とす。

目的:古い葉を落とすことで下枝など全体に日光が届きやすいようにし、

   成長をうながし、さらに、密集した葉につきやすい害虫を

   寄せ付けにくくする。

新しい葉も先端に7〜8対の葉が残るようにしてしごきます。

葉を透かし、枝や幹を美しく見せるために、「もみあげ」と必要に応じて透かし剪定も行います。

松は日の光が大好きなので当らないと枯れてきます…

剪定後、茂っていた葉が薄くなり、

下の枝まで日の光が差し込むようになりました(^O^)/

松は庭木としてはとても手がかかりますが、

手入れをするほど美しい樹形になるので、

手入れのし甲斐も大きいものですよ。
公園の管理をしていると、いろいろな住宅街や公園を回ります。

そこで、面白いもの、気になるものをたくさん見つけました。

ここで、いくつかをご紹介します。

『ランタナ』

暖かい所で育つ木だと思っていたのに、

今では屋外でも育ち、

塀の隙間からも育っている木も見たことがありますよ。

なかなか強い木です。

秋になると花色が冴えてますます綺麗に見えます。

こちらのお宅ではランタナを

スタンダードに仕上げておられ、目を引きました。

素晴らしい!!☆

ある会社の壁面いっぱいに

『ツルバラ』が誘引されていました。

きちんと冬季剪定や誘引をされていて、

春になると壁いっぱいにバラが咲く様子が想像できます。

ツルバラもきちんと手入れされて喜んでいるでしょうね (*^。^*)

素晴らしい!!☆
公園の砂場の周りによく見かける動物の置物像?と 遊具。
面白い!!♪

これは、ゴリラ?
子供たちの遊ぶ公園で怖い顔…

これは、イタチ?タヌキ?

何だろう?

よくわからない動物がたまにいます…

横から見たら動物の顔が、リス?
ある公園の市民花壇。

地元の住民の皆さんが大切に花を育てている様子がよく分かります。

地域の皆さんが集まる公園としての親しまれているのでしょう。

この日もおじいさんが花の手入れや掃除をしていましたよ。

花壇の中に見ている人に語りかけるように優しい言葉が書いた看板が

たくさんあったので、一部ご紹介。

『きみのえがお だいすき』

『きみのためにさいています』

『いつもおうえんしているよ』

これは…カープを応援しているという事?

ここまでカープ愛(^_^;)

手入をしていたおじいさんが、

タネを欲しいと言う方がいて

分けてあげたんだと嬉しそうにおっしゃっていました。
 
この面白い植物は、『ふうせんとうわた』

ハリセンボンのようなとげのある果実がユニークな

観賞用のトウワタ(唐綿)です。

とげといっても鋭いものではなく、

柔らかい突起で、庭で楽しむほか、切り花やド

ライフラワーにも利用されています。
広島での外構工事、公園工事、手入れなどのご相談がありましたら、広田造園まで。

お待ちしております(^O^)/