HOME ＞スタッフブログ＞ブログ＞屋上庭園のプチリニューアル

屋上庭園のプチリニューアル

【急募!!】弊社が75年にわたり中心的に庭園の業務を実施してまいりました『縮景園』。

広島市の中心部に位置し四季折々の自然豊かな庭園は、多くの方の憩いの場として親しまれています。

今後も将来にわたって継続的に庭園管理業務を遂行するにあたり、このたび１名の人材を公募することといたしました。

　◆募集領域：縮景園における、庭園維持管理部門の現場責任者

↓↓詳細はこちらでご確認ください

名勝庭園として、大名庭園として、高い評価を頂いている縮景園を是非一緒に守っていきましょう！

※『施工管理技術者』・『造園工』・『CADオペレーター』につきましては常時募集を行っております。

　詳細は下記ページをご覧ください。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

縮景園のような大規模な日本庭園もあれば、ビルの屋上で働く人たちを癒してくれる庭もあります。

今日はこんな屋上の日本庭園のプチリニューアルの様子をご紹介します。

屋上庭園の整備

この屋上庭園はビルの最上階の会議室に面した屋上に造成された日本庭園です。

一見、植物にとっては日照も風通しも良く、生育するには好条件のようにも思えます。

しかし、夏季には朝早くから夕方遅くまで強い日差しを受け、地温も上がり水分も蒸散して過酷な環境となります。

特に和風の庭の植木は、しっとりと潤いの感じられる様なものが多いのでなおさらです。

この庭も社員の皆様で、水撒きなどの管理をしっかりされてきましたが、長年の間には枯れてしまったり傷んできた植木もあり、プチリニューアルの提案をさせて頂きました。

before_img



蹲踞の後ろにモミジとアジサイ等の落葉樹が多いので、特に冬場の景色が寂しく感じられました。

after_img

蹲踞の後ろには、常緑低木のアオキやカンツバキなどを植え足し、緑のボリューム感をアップさせました。

before_img



リュウノヒゲ等の地被類が衰退して、裸地状態になってきているところが広がってきていました。

after_img

奥の景石を滝口の石に見立て、ゴロタ石で枯山水風の流れを表現し、庭の景色の見せ場にしました。

before_img



作庭当初に植えてあった台杉や松が枯れてしまい、背景のマンションが目立ってきていました。

after_img

枯株を抜いてシラカシの株立を植栽しました。庭を狭く見せていた後ろの白い壁も、低木類の植栽で気にならなくなり、植栽が背景の山に溶け込むような景色になりました。

花が咲き誇る洋風の庭もいいですが、

　　しっとりと落ち着いた和風の

　　　　日本庭園もまたいいですよね。

　　『みどり』のことなら　広田造園にお任せを‼