花菖蒲

お久しぶりです。

梅雨入りを目前に控え、この時期が見頃の花菖蒲を紹介します。

こちらは有年場に植えられている肥後系の花菖蒲。

 元は室内観賞向けに栽培と改良が重ねられてきた品種ですが、現在では庭植えに適した品種も生まれています。

特徴としては大輪で、花弁が僅かに重なり合う六英咲きが多く、花、葉とのバランスもよく男性的な風格を備えていると言われます。

こちらは清風池に植えられている江戸系の花菖蒲。

残念ながら盛りを過ぎ、この一輪しか残っていません。

 江戸系は花びらの間に隙間がある三英咲きが多く、江戸っ子に好まれるキリっとした立ち姿が特徴です。

また庭植えの群生に適し、丈夫で育てやすい品種です。

 先に紹介した肥後系の花菖蒲もこの江戸系から発展したものです。

縮景園ではこのほかにアジサイも今が見頃です。

よろしければご来園ください。

お庭やエクステリアのご相談は広田造園まで。

一同、お待ちしております。