広田造園の岡本です。
今日は縮景園で見られる冬の実を紹介したいと思います。
広田造園の岡本です。
今日は縮景園で見られる冬の実を紹介したいと思います。
この植物の名は『ヤブコウジ』、または『ヤマタチバナ』と言います。
縁起物としての名前は『十両』。
古くは江戸時代から親しまれ、沢山の園芸品種が存在します。
こちらは美術館に面した芝生広場の西側に群生しています。
こちらは『センリョウ(千両)』です。
赤い実が艶やかなことから『クササンゴ』とも呼ばれます。
お正月の生け花の花材としても人気です。
こちらは男子トイレの脇に植えてあります。
こちらは『マンリョウ(万両)』です。
葉の下に赤く丸い実をたっぷりと実らせた姿は、先に紹介した『十両』『千両』同様に、縁起物として親しまれています。
実を鳥に食べさせ、その糞から種が発芽して増えていくと思われるのですが、縮景園ではこの万両があちこちで見られます。
最後に、趣向を変えて白い実の『センダン(栴檀)』を紹介します。
ソテツ園の向かいにある背の高い気がそれです。
古来より樹皮や実などが漢方の薬として珍重されてきましたが、
その一方で落ちている実を食べた家畜の死亡例があるので、くれぐれも口にしないでください。
寒い時期ですが、縮景園では紹介した実ものの他、 ツバキやサザンカ、また渡り鳥の姿も見られるので、
お散歩感覚で来園していただけたら幸いです。
エクステリア工事やお庭のご相談は広田造園まで。
一同お待ちしております。