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たくましく生きる樹木(広島市 安佐南区)

 

こんばんは。

 

(株)広田造園の金井です。

 

今日は、ウメの木から木くずがたくさん出ているということで、

 

その原因は何かと調査に出向きました。

 

 

 

 

写真の右側のウメの木ですが、一見何事もなく丈夫に育っているように

 

見えますが、実は、このウメ、幹部のほとんどが空洞になっていました。

 

木くずが出ていたのは、朽ちた幹枝内部にアリが巣を作り進める際、

 

外部に木くずを放出したことが原因でした。

 

 

 

 

上写真中央部の太枝は、見え難いですがほとんど朽ちています。

 

今にも折れそうな感じです。枝下側の皮一枚で生きています。

 

この皮一枚の部分に根から吸い上げた水分と栄養分が通る

 

形成層があります。内部がほとんど腐っていても形成層が残って

 

いるために枯れずに生き残っています。たくましいですね。

 

 

 

このウメの木は、白加賀という品種で、樹齢100年以上のものです。

 

ウメの古木は、幹内部が朽ちているものが多く見受けられます。

 

お庭等に古いウメの木を植えられている方は、木くずが出ていると

 

要注意です。幹枝内部が朽ちていて、アリが巣を作っていると考えて

 

おいた方がいいでしょう。これから、台風の季節がやってきます。

 

倒木や枝折れを防ぐために注意深く観察してみてはいかがでしょうか。

 

 

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