鳥と魚

寒くなりましたね。

縮景園は紅葉もほとんど終わり冬の装いです。

 

 

濯纓池(たくえいち)では通年で見られるサギやウ(写真左)に加えて渡り鳥のカモ(写真右)も見られるようになりました。

 

 

 

一方、水中の鯉たちはどうかというとこの通り、

一カ所に集まって過ごしています。

 

写真の場所は田んぼののある有年場の脇を流れる銀河渓。

 

この銀河渓を流れる水は地下水をポンプで汲み上げたものなので、一年を通して水温は一定です。

 

冬場など鯉が集まる場所ではありますが、今回は寒さばかりが原因とは言えず……

 

 

濯纓池は近くを流れる京橋川から水を引き入れていますが、 この川は真水と海水が混ざり合う汽水域のため、

池の水も塩分を含んでいます。

 

この塩分濃度がここ数週間に渡って1%を超え高めのため、淡水魚の鯉が暖かい日でも銀河渓に集中する理由となっています。

 

ところで、海水が混入する関係から濯纓池ではボラやスズキ、チヌ(クロダイ)といった海の魚も見られるのはご存知でしょうか。

 

彼らは稚魚の間に水門を通って池に迷い込み、そのまま大きくなります。

 

紅葉も散り寂しく思える今時分の縮景園ですが、鳥や魚の観察のために寄ってみるのはいかがでしょうか。

 

お庭とエクステリアのご相談は広田造園まで。

一同お待ちしております。