こんにちは。
新人庭師の細川です。
突然ですが、先日第二子が誕生しました。
育児休暇を取得し、愛する家族との時間を満喫し、メンタルもフィジカルも十分に整った次第であります。
30代に突入してからというもの、転職し、家族も増え、ライフイベントが盛り沢山な今日この頃。
20代のころは、まさか自分が人の親になるなんて想像も出来ませんでした。
我が子の成長を見ていると、今この一瞬は二度と戻らない、諸行無常の人生に、はかなさや奥深さを感じたりもしております。
そう。始まりがあれば終わりがある。
世のすべてのことは移り変わり、また生まれては消滅を繰り返し永遠に変わらないものはありませんね。
だからこそ、いつか散ってしまうお花に、人は美しさを見出すのです。
ということで、この夏現場で出会った美しいお花を、いくつか写真とともに振り返ってみたいと思います。
まずはサルスベリ。
漢字で書くと『百日紅』の名前の通り、初夏から秋までの長い間、鮮やかなお花を咲かせる花木です。
お庭に植えてシンボルツリーとして楽しまれる方も多いですね。白くすべすべの幹で、サルでも滑りそうなつるつるの幹から、花言葉に『愛嬌』『不用意』などがあります。
まさに猿も木から落ちる。
続きまして、こちらの写真はセイヨウスイレンです。
白い花が美しいセイヨウスイレンは、品種改良が盛んに行われさまざまな園芸品種があります。
見ごろは6月から9月ごろ。水面に浮かぶ姿は神秘的な印象を受けますが、池を多い尽くすほど繁殖し、周囲の生態系に影響を及ぼす一面も。むやみな放流は避けましょう。
花言葉は『信仰』。やはり神聖な花なんですね。
蓮とそっくりですが、レンコンはできません。
写真のように、光沢のある葉っぱに切れ込みがはいり、花が水面近くに咲くのがスイレンです。
最後は、キョウチクトウです。
我々、広島市民にとっては非常に関わりの深い花。
原爆投下後、75年は草木も生えないだろうと言われていたにもかかわらず、焼け野原にいち早く咲き、市民に希望と勇気を与えました。
復興のシンボルとして、広島『市の花』に指定されいます。
青空のキャンバスにキョウチクトウが咲き誇るさまを見ると『夏が来たな~』と思う広島人は多いはず。
背も高く、排気ガスや乾燥にも強いキョウチクトウは街路樹としてもよく植えられています。
そんな身近な花ですが、毒を保有しているのでご注意を。
散歩中のワンちゃんが食べたりしないように気を付けましょう。
花言葉はそう、『用心』です。
この度は現場で見つけたお花をご紹介しました。
ご存じ、メジャー過ぎるあの花たちは割愛しております。
今回のブログはこのあたりで失礼します。
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