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身近な9月の野花(広島市 西区)

みなさんこんにちわ。本日のブログ担当の東(ひがし)です。
9月に入り次々と台風が発生し、北海道や東北の皆さんはとても大変だと思います。
広島は今のところ影響はあまりありませんが、今月いっぱいは注意が必要ですね。
さて、広田造園本社は広島市西部に位置する茶臼山の麓にあります。
周辺は戸建ての住宅地で緑も多く、山際の歩道を歩いていると季節の野花に出会います。
今日は、通勤途中で見かけた植物をご紹介します。

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まずはじめは秋の七草のひとつで、土手や斜面に広がっていく葛(くず)の花です。
ひとつひとつの花びらは蝶々の形をし、下から上に向かって順次開いていきます。
花序の長さは15~18㎝あるので、満開になるまでしばらく花が咲いています。
葛の根からくず粉が作られるのは、ご存じですよね。

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次はやはり道端や土手などでよくみかける屁糞葛(へくそかずら)の花です。
名前の由来は、葉や茎を手で揉むと悪臭を放つからだと思いますが、万葉集では屎葛(くそかずら)と詠まれているそうです。
悪臭の元はメルカブタンという揮発性物質で、害虫から身を守るのに役立っています。
花は1㎝程の鐘形花で、名前に似合わずとても可愛らしいですね。
また、花の内面が赤いのをお灸に見立て、別名:ヤイトバナと呼ばれています。
もうすこしで涼しくなると思いますが、本格的な秋の紅葉シーズンが待ち遠しいですね。
本日は、この辺で!
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