学校にとって長年の問題点であった、「生徒たちの安全の確保」・「近隣に配慮した環境の整備」という2つの問題を解消したいとのご相談をいただきました。
広島学院 正門リニューアル
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リニューアル前は、成長した樹木が道路際まで競り出し、生徒たちの登下校時の通行は十分に安全とは言い難い状況でした。 |
「生徒たちの安全の確保」をリニューアル整備の基本コンセプトとし、歩車道を分離し、併せて通行車両の離合が可能な道幅を確保しました。
リニューアル整備を計画するにあたり、「生徒たちの安全の確保」というコンセプトの他に
「近年頻発するゲリラ豪雨に対する策を講ずる」という課題がありました。
上記写真は、施工中ゲリラ豪雨により土砂が流出した時のものです。かつては雨水の大半が
学校内の車道を伝って市道に流れ出ている状態でした。そのため、新たに雨水桝を設け、降雨
時に市道へと流出する雨水量を軽減することが可能となりました。
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校内側から正門を見下ろしたリニューアル前の写真 |
工事完了間近の写真ですが、うっそうとした樹木を撤去し、明るく見通しの良い空間となりました。
正門リニューアル完成予想図
多少の変更がありましたが、左記の完成予想図を忠実に再現いたしました。落葉等で近隣に迷惑とならぬよう高木類は植栽本数を控え、全体的に中低木類で緑地を構成し、四季折々の花木を植栽しております。
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