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半夏生の季節

 

夏至(6/21)から数えて11日目のころを半夏生

 

(はんげしょうず) とい呼ぶそうです。

 

二十四節季七十二候の雑節で農家が田植えを 終え休息を

 

とる日とされていたようです。

 

縮景園では、アジサイの季節も終盤に入り、徐々に花の色

 

が変化 してきました。

 

もう少し  梅雨の季節のひと時をお楽しみください。

 

 

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この季節に園内で見ることのできる花達をいくつかご紹介します。

 

園内を散策していますと、園路脇にオレンジ色のユリのような 花が

 

咲いています。

 

ヤブカンゾウという八重咲の花で朝開いて 夕方にしぼむ1日花です。

 

ノカンゾウという一重咲きの花を咲かせる仲間もいますが、

 

花が咲いてからじゃないと区別できないくらい葉はそっくりです。

 

若芽は食用にされ、根は「萱草根(かんぞうこん)」という生薬 とし

 

て利用されます。(利尿・消炎鎮痛・止血に効果があります。)

 

縮景園では、池淵・園路脇や薬草園で見ることができます。

 

 

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縮景園の東側京橋川沿いの「香菜圃」(茶畑)脇に花壇が有ります。

 

従来はアヤメが主役でこの春からリニューアルし、季節の花が 楽しめ

 

るよう植替えをしました。じゃや~ん

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しっかり区画整理をして、季節ごとに花が鑑賞できるよう

 

宿根草球根多年草を中心にリニューアルしました。

 

初夏に咲くユリの仲間が見事に咲いています。

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純白の大輪の花と程よい甘い香りが特徴のテッポウユリ

 

(鉄砲百合)です。

 

日本原産のユリで、江戸時代にシーボルトヨーロッパ

 

紹介したそうです。

 

明治時代になると、日本ユリ球根が海外へ輸出され

 

人気を博しました。

 

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次はテッポウユリよりさらに大輪で香り高いヤマユリ

 

(山百合)です。

 

主に東日本の山地に自生する日本原産のユリで、明治・大正にかけて

 

盛んに海外輸出され、園芸品種の多いユリ交配親としても

 

利用されました。

 

オリエンタルハイブリッドとよばれオランダから作出された

 

カサブランカ」 などが有名です。

 

さて、ユリの次はなにが咲くのか楽しみです。

 

秋ごろに見頃な花が咲けばまたご紹介しますね

 

今日はこのへんで失礼します。

 

 

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