ガクアジサイの花

こんにちは！

やっと、遅い梅雨入りを迎えましたね。

しっとりと降る雨は風情があっていいものですが、

警報級の雨は何かと落ち着きませんよね。

でも、外を歩くと街のあちこちで、美しいアジサイの花に出会えるこの季節。

ジメジメした過ごし難い季節ではありますが、変化に富んだ沢山の紫陽花を楽しめる季節でもあります。

これは我が家の駐車スペースの端に咲いている「ガクアジサイ」の花です。

良く目立つピンクの「花びら」は生殖機能を持たないガクが変化した飾りの花で、昆虫が遠くから花を見つけやすく、目立つために着飾った「装飾花」というものです。

本当の「ガクアジサイの花」は、写真の左右に見える小さな粒々です。

よ～く見ると、確かに開きかけた「花」が見えますね。

このガクアジサイは、15年ほど前に駐車スペースの端に50cmくらいの苗木を植えたものですが、最近までほとんど手入れもせず、2～3年前から駐車場にはみ出して車を入れる度にボディーに枝が当たる状態でした。

車の傷も目立ち、いつも車とぶつかる枝がコブ状になってきたので、一昨年～昨年と２年がかりでしっかり剪定してみたところ、沢山の綺麗な花を咲かせるようになりました。

やっぱり、綺麗な花を見るためには前年の花後の手入れが重要なんだと改めて思います。

早い時期に咲き始めた花は、花色が徐々にピンク系からブルー系に変化し、落ち着いた色合いになってきました。

装飾花も下に垂れ下がり、アンティークカラーになって枯れていく姿もこの「ガクアジサイ」の良さだと思います。

今年は沢山咲いているので、ドライフラワーにして「秋色あじさい」も楽しんでみようと思います。

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